現職を続けながらの転職活動
いざ転職活動をしようとしても、一時的な収入の減少や、もし転職活動が長引いてなかなか次の仕事が決まらなかったときのことを考えて、今の仕事を続けながら転職活動をしたいと思う人も少なくないのではないのでしょうか。今回は仕事をしながらの転職活動におけるポイントを紹介します。
きちんとスケジュールを組むことから始めよう
今の仕事をしながら転職活動をすることは、収入面で心配することもありませんし、より自分に合った企業を見つけるために焦らず活動を続けることができるという利点があります。しかしその一方で、やみくもに転職活動に手をつけ始めて、なかなか納得いく成果が出ないままずるずるとその期間が長引く危険性も持ち合わせています。
ですから、仕事をしながらの転職活動であっても、始めに活動のスケジュールをおおまかに立てておくようにしましょう。いつまでに転職先を決めたいのか、そのためにはいつまでに企業研究や下調べを終えておけばいいのかなど、ある程度でも決めておくことでスムーズな転職活動ができるはずです。
選考は無理のないペースで
転職活動も大事ですが、現職を全うすることももちろん大切です。二つをうまくこなしていくためには、同時に何社にも応募するのはやめたほうがいいでしょう。選考の準備のために現職に支障が出てはいけませんし、複数の選考日時がかぶってしまう可能性だってあります。まずは一社応募してそこから選考日程などの連絡が来たら、別の企業へ応募するというやり方であれば、現職や転職活動どちらにも影響は少ないのではないかと思われます。くれぐれも計画的に進めましょう。
選考日程に対して柔軟な企業を探す
仕事を続けながらの転職活動には先述の通り利点もありますが、逆に一番困るのは平日の昼間の時間帯に面接を持ちかけられることです。日程をずらしてもらえないのであれば、休みを取って面接に向かうしかないですが、現職が休みを取りづらいところだという人は、思い切って選考日程に対して臨機応変でない企業は候補から除外することも考えたほうがいいかもしれません。
中途採用の募集内容を見れば、選考日程の相談に応じてくれる企業や、土日などでも面接を行ってくれる企業は意外と多く存在します。もし文面の情報だけでそのあたりがわからないのであれば、直接問い合わせてみると良いでしょう。とにもかくにも、現職にも転職活動にも大きな支障が出ないようにすることが大切です。